2011/09/20

Fireface UCでサラウンドを楽しむ

RME Fireface UCをPCオーディオで使うメリットとして、「マルチch(チャンネル)が扱える」「録音ができる」点が挙げられます。今日は前者について最適な記事がありましたのでご紹介します。

月刊AVレビューNo.202に、RME導入事例に幾度とご出演頂いている沢口音楽工房代表 沢口真生氏のインタビューが掲載されています。さらに本誌には、沢口氏がプロデューサー/エンジニアを務めるUNAMASレーベルのマルチch・ハイレゾ作品を収録した特別付録ディスクが付いています。

特別付録ディスクに収録の「Arimasa Yuki : FOREST」は、世界初の192kHz/24bitサラウンド録音によるピアノJAZZアルバムとして、記憶に新しい方もいらっしゃるかと存じます。FORESTはレコーディングから編集、配信までが一貫して192kHzで行われており、このアルバムの制作を支えたのはRME Fireface UCです。詳しくは以下の導入事例をご覧下さいませ。


また、同特別付録ディスクに収録の「山河幻想」は、沢口氏が提唱する音楽と自然音のコラボレーションをサラウンドで楽しむ「サラウンドスケープ」作品であり、同じくRME Fireface UCが制作を支えています。こちらも導入事例が御座いますのでご覧下さいませ。


残念ながら特別付録ディスクはオリジナルの192kHz/24bitではなく、96kHz/24bitフォーマットとなっていますが、本音源を配信するクリプトンHQM-STOREではオリジナルの192kHz/24bitが購入できますので、ご興味のある方はHQM-STOREへどうぞ。

さて、本誌では特別付録の試聴方法に「ハイクオリティな再生が可能」として、RME Fireface UCを使った方法を紹介しています。・・・手前味噌ですが、特別付録ディスクについて「収録音源の圧倒的な高音質」と誌面では紹介していますが、その「圧倒的な高音質」音源を録音するのに使用した機器ですから、もちろんハイクオリティに決まっています(笑)

さて、本誌ではWindows環境での簡単なセットアップのみが載っておりましたが、弊社コンテンツではWindows / Mac両環境での詳細なセットアップ方法を解説しております。特別付録ディスクを楽しまれる際にセットアップのご参考にどうぞ。


本誌で沢口氏は「既存のシステムを生かしながらマルチchの可能性を楽しんでもらいたい」と語っており、既にお持ちのステレオにもう1ペアのスピーカーを追加したシンプルなシステムでサラウンドを楽しむ事ができます。サラウンド未体験の方は、この特別付録を切っ掛けにぜひサラウンドにチャレンジしてみて下さい。

後者の「録音ができる」については今後、こちらのブログでご紹介します。