2012/03/08

UNAMASの新作『そよぎ』がリリースされました



RME導入事例でおなじみ「サラウンドの匠」沢口真生氏(沢口音楽工房代表、UNAMAS-JAZZ Producer/Engineer)の新作「そよぎ」が、高音質音楽配信サイト「HQM STORE」よりリリースされました。

前作の「Everything for drums」は、全編ドラム・ソロ演奏をハイレゾ・サラウンドで収録し、「リスナーがドラマー」の臨場感を体験できるユニークな作品として仕上がり、音響的な見地からも優れた作品として話題を集めた事はご記憶に新しいでしょう。
新作「そよぎ」で沢口氏が臨んだ楽器はリードオルガンです。日本でオルガンと言えば小学校の教室に置かれていた「足踏みオルガン」を思い出す方も大勢いらっしゃるかと思いますが、リードオルガンとはまさにあの足踏みオルガンの事です。本作にはリードオルガンの演奏による「茶摘み」や「さくらさくら」等の唱歌や「七つの子」など、誰もが慣れ親しんだ日本の歌(演奏)が収録されています。
本作を聴いて驚くのはリードオルガンのとても表情豊かな音色です。本作でリードオルガンを演奏された上畑正和氏(作曲家・ピアニスト・リードオルガニスト)は「足踏みオルガンの本当の魅力は、音が消える瞬間と鳴る瞬間にあると考えます。その音を耳を澄ませて聴いていただくの一番気持ちいいのです。」と語っています。素朴な響きの中で儚くも消えては再び浮かび上がるリードオルガンの音色は、聴く者に情景を思い浮かべさせます。音楽の授業で、先生が演奏するリードオルガンの伴奏にあわせて皆と一緒に歌った唱歌を自然と思い出せるのは、リードオルガンの音色が記憶と共に心に刻み込まれているからでは、と思いました。本作を聴きながら強い郷愁にかられ、何とも言えない温かくて心地よいものを感じました。楽曲によっては完成した音楽に沢口氏がサラウンド・スケープを施しており、さらには山崎阿弥氏(声のアーティスト)によるわらべ唄と声で、楽曲にさらなるストーリー性を与えています。
もちろん、本作も録音から配信まで24 bit / 192 kHzのサラウンドで行われており、HQM STOREからサラウンド・フォーマットとステレオ・ミックスのそれぞれが購入可能です。RMEのオーディオ・インターフェイスをお持ちでしたら、ぜひともオリジナルのサラウンド(クアドロ・フォニック/4ch)でお楽しみ頂くことをオススメします。今日はBabyfaceを使ったクアドロ・フォニックの再生方法をご紹介します。
Babyfaceのヘッドフォン出力はステレオ・ライン出力としても使用可能なので、写真のような分配機かケーブルを用意して、メイン出力1/2(フロントLR)ヘッドフォン出力3/4(リアLR)として使用します。私はMacBook Proを使っているので、Max OS Xを例に設定方法をご紹介します。Windowsの設定方法は参照リンクを後述します。なお、サラウンド = マルチ・チャンネルを楽しむにはマルチ・チャンネル再生に対応したプレイヤー・ソフトウェアが必要です。Macの場合は無償で使えるVLCが便利です。
【Mac OS X 設定】
1 : AudioMidi設定(アプリケーション > ユーティリティー)を起動
2 : Babyfaceを選択 > 出力のタブを選択 > 画面右下の「スピーカーを構成...」をクリック
3 : 画面上部のチェックボックス「Analog 1 - 4には...」にチェックを入れる
4 : 「マルチチャンネル」を選択 > プルダウンメニューから「4チャンネル」を選択
5 : スピーカーの割当を上段左Analog 1、上段右Analog 2、下段左Phones 3、下段右Phone 4に設定
6 : 「適用」 > 「完了」の順番でクリックをして、AudioMidi設定を終了
以上の設定でMac OS X内でマルチ・チャンネルの再生が可能になり、Babyfaceのブレイク・アウト・ケーブルのメイン出力1/2 = フロントのL/R、Babyfaceのフォーン出力3/4がリアのL/Rに割当たりました。続いてTotalMix FXの設定を行います。
【TotalMix FX 設定】
1 : TotalMix FXを起動
2 : 画面右側View Optionsの「Submix」にチェックを入れる(画像1)
3 : 画面右下Control Roomの「Assign」をクリックして、Main Outに「PH 3/4」を選択(画像2,3)


4 : 下段(三段目)のAN 1/2をクリック(選択されるとハイライト表示)し、フェーダーを適当な位置まで上げる。続いて中段(二段目)のAN 1/2のフェーダーを0 dBの位置まで上げる。(画像4)
5 : 下段(三段目)のPH 3/4をクリック(選択されるとハイライト表示)し、フェーダーを適当な位置まで上げる。続いて中段(二段目)のPH 3/4のフェーダーを0 dBの位置まで上げる。(画像5)
以上でチャンネルのルーティングが完了しました。音楽を聴きながら下段のAN 1/2とPH 3/4のフェーダーを使って、好みのボリュームに調整してください。(メイン出力をXLRのバランスで出力した場合、アンバランス仕様のヘッドフォン出力とは2 dBの音量差が生じます。フロント/リアのボリュームを厳密にあわせる場合はメイン出力1/2のボリューム・フェーダーを「-2.0 dB」に設定して下さい。)
このように、Babyfaceでもサラウンドを楽しむことができます。サラウンドを楽しめる環境をお持ちのかたは、ぜひお試し下さい。
Windowsで試される方は、こちらのリンク先にある「コンピュータのスピーカー構成をサラウンドに設定 - Windowsの場合」をご覧頂き、Windowsの設定を行って下さい。TotalMix FXの設定はMac OS XもWindowsも同様なので、Windowsの設定が済んだ後は本ブログの設定をご参照下さい。

本作のブックレットに寄稿された、日本リードオルガン協会顧問の赤井励氏のテキストによると、残念ながらリードオルガンの国内製造は中止になっており、現在は博物館等でしか見れない貴重な楽器になってしまったそうです。
夜気も柔らかくなり気持ちがはなやむ春の夜に、耳を澄ませて素朴だけど心が豊かになるリードオルガンの響きに浸ってみてはいかがでしょうか。

2012/02/29

「アクティブ・スピーカーとBabyface − コンパクトでシンプルなPCオーディオ」

高音質の音楽を配信するe-onkyo musicから、Jazz/Funk/R&Bをベースとしたポップスを聴かせるユニットJiLL-Decoy associationの新作「Lovely e.p.」のDirect Mixバージョン3曲が、DSD 1bit/2.8MHzとPCM 24 bit / 96kHzのフォーマットで独占リリースされました。スタジオ・ライブ録音ならではの空気感や息づかいを、色付けの一切ない高解像度/高音質で再現することをコンセプトに録音されています。
e-onkyo musicウェブサイト:http://music.e-onkyo.com/artist/m120208_S.asp
「JiLL-Decoy association ハイレゾ配信(「Lovely e.p.」の試聴音源あり)」
「ビギナーのためのHDサウンドの楽しみ方」

上記のページではこの作品を楽しむための「コンパクト」なPCオーディオ・セットアップ例として「RME Babyface」が紹介されています。コンパクトなPCオーディア・セットアップ例とは、Babyfaceをプリアンプではなく、直接アクティブ・スピーカー(パワード・スピーカー)に接続する方法です。BabyfaceはコンパクトでUSBバスパワーで動作し、操作性の優れたボリューム・ノブを搭載しますので、Babyfaceの特長を活かしたひとつのシンプルなセットアップ例と言えます。
アクティブ・スピーカーは、通常のスピーカーと違い、スピーカーの中にアンプと電源が内蔵されているので、プリアンプを必要としないシンプルで柔軟なシステムが組めるのが特長です。レコーディング・スタジオやホーム・スタジオ、またライブ会場のPAの現場等で広く使われていますが、最近ではコンピューターに直接接続して音楽やビデオを楽しむマルチメディア・スピーカーとしても普及し始めています。

以下は各社のアクティブ・スピーカーの一例です:
アクティブ・スピーカーとBabyfaceを接続する場合は、Babyfaceのメイン出力からスピーカーに直接ケーブルで接続します。Babyface本体のボリューム・ノブを使用すれば、メイン・ボリュームを調整したり、ボリューム・ノブの「ディム」機能を使ってボリュームを瞬時に下げたり、出力をヘッドフォンやスピーカーと切替えたりと、非常に便利に使用できます。

また、Babyfaceの背面にはオプティカル入力端子がありますので、CDプレイヤー等のオプティカルSPDIF出力を搭載する機器をオプティカル・ケーブルで直接接続することもできます。

さらに、Babyfaceのヘッドフォン出力はライン出力としても利用できるため、必要なケーブルを用意すれば、4本のスピーカーを使った4チャンネル・サラウンド・システムも可能です。BabyfaceTotalMixミキサーを使えば、5.1チャンネルの音源を4チャンネルに変換しての再生も簡単に行えます。

ご参考までに、過去に5.1ch > 4ch ダウン・ミックスの方法をご紹介した記事をどうぞ。

このように信頼性のある確かな音質を、シンプルで自由度の高いセットアップで実現できるのもBabyfaceの大きな魅力の一つです。

2012/02/21

TotalMix FX on iPad 設定編

今回は前回ご紹介したOSCでコントロールするための設定をご紹介します。
iPadで使えるOSC対応Appは多数リリースされていますが、ここではTouchOSC(App Storeで450円で販売中)を例にご紹介します。
TouchOSCはコンピューター上のエディターでオブジェクトを自由に配置して、それぞれのオブジェクトにOSCのコントロール情報を割り当てて、オリジナルのテンプレートを作成する事が可能です。TotalMix FX 0.970 Beta3をRMEのフォーラムからダウンロードすると、ZIPフォルダ内に一緒にTouchOSCのToalMix FXテンプレート(名称:TotalmixPad1)が含まれておりますので、今回はこのテンプレートをそのまま使う事にします。

1:iPadとコンピューターを同一のWi-Fiネットワーク下に設定。
2:TouchOSCを起動し、コンピューターとiPadの接続を確立させる。
3:コンピューター上でTouchOSC Editorを起動し、“TotalmixPad1”を開く。
4:TouchOSCのLayoutからAddを選択し、“TotalmixPad1”を追加(コンピュータとiPadを同期させてダウンロード)する。
5:TotalMix FX 0.970 Beta3を起動。
6:Optionsメニュー > Enable OSC Controlにチェックを入れOSC機能を有効にする。
7:Optionsメニュー > Settings...を開く(またはキーボードのF3キー)。
8:OSCのタブを開き、Found Remote Servicesの枠内にTouchOSCが起動したiPadの名前が見えているかを確認し、iPadの名前をクリックして選択したらOKボタンで画面を閉じます。その他のポートの番号などはデフォルトのままでOKです。以上で設定は完了です。
(※上記のTouchOSCの操作方法が不明な際は、TouchOSCのマニュアルをご確認下さい)

Settings画面
TotalmixPad1テンプレートでは、TotalMix FX内のすべての機能をコントロールできるようにデザインされています。

ミキサー画面
ミキサー画面では「ハードウェア入力」「ソフトウェア再生」「ハードウェア出力」のそれぞれを独立させてコントロールが可能です。ソロ、ミュート、パンニング、一時的なフェーダー・グループの作成も可能で、画面右側には「コントロール・ルーム」の操作パネルも備えています。

チャンネル・ストリップ画面
チャンネル・ストリップ画面では各チャンネルの機能を詳細にコントロールが可能です。ファンタム電源のON/OFF、マイクのゲイン、EQとダイナミクスなどを個別にコントロールする事ができます。

リバーブ/エコー/コントロール
リバーブ/エコー/コントロール画面ではリバーブとエコーの空間系FX、スナップショットの選択、ミュート、ソロ、フェーダー・グループの作成が可能です。

さらにはTotalMix FX上の情報(チャンネル・ネーム、ボリュームの値など)もリアルタイムに相互通信が可能なので、iPadの画面だけを見てても正確な値を把握する事ができます。
この画期的な機能を使えば、コンピュータと離れた場所でもTotalMix FXの調整が可能になるので、例えばレコーディング・ブース内からもマイクのゲイン設定を変更する事が可能です。しかもWi-Fi接続なのでケーブルを這わせる必要もありません。
今回使用したテンプレート「TotalmixPad1」は8チャンネル仕様でレイアウトが施されておりますが、このテンプレートを元にTouchOSC Editorで好みのレイアウトにカスタマイズを施したりと自由にお楽しみ下さい。


【ご注意!!】
TotalMix FX 0.970 Beta3は正式リリース前のベータ・テスト版です。この記事を元にお使い頂く際は自己責任でお願い致します。また、弊社ではTotalMix FX 0.970 Beta3およびTouchOSCに関するサポートは一切行いません。また使用中の不都合に関しても責任を負いませんので、予めご了承のうえでお試し下さい。

2012/02/09

TotalMix FX on iPad

現在、RMEフォーラムにて公開中のTotalMix FX 0.970 Beta3では、(個人的に)待望の「OSC」に対応しました。
OSCとは・・・「OpenSound Control(OSC)とは、電子楽器(特にシンセサイザー)やコンピュータなどの機器において音楽演奏データをネットワーク経由でリアルタイムに共有するための通信プロトコルである。カリフォルニア大学バークレー校にある CNMAT(The Center for New Music and Audio Technologies)が開発した。」(wikipediaより)
OSCがどんな物かと申しますとMIDIの代替となる新しい規格で、楽器やコントローラー等のマルチメディア・デバイスが共通のネットワークを経由しての通信が可能です。従って、イーサネット・ハブを経由しての複数台同時通信なども可能、ブロードバンドを使用するので通信は高速かつ大容量、従来のMIDIよりもリアルタイム性が高い利用が可能です。
私は以前からOSCの利便性に惹かれて愛用しており、iPhoneにインストールしたOSC対応AppでDAW等の音楽ソフトウェアをコントロールして使っておりました。
ここまでで既にお察しかと思いますが、OSCに対応した事でTotalMix FXをiPhone/iPad(その他OSC対応機器)からコントロールすることができます。それも全てのパラメーターがコントロール可能です。
TotalMix FXは、強力なハードウェア・ミキシング / ルーティング機能を備えたデジタル・ミキサーであり、現存するデジタル・コンソールをも凌ぐ性能を持っています。実際に30 IN / 30 OUTもの膨大なチャンネル数を誇るFireface UFXは、国内外でライブや演劇の現場でデジタル・ミキサーとして運用されています。
OSCに対応した事で、iPadで離れた場所からのリモート・コントロール、ミキシング等が行えるので身軽に様々なシーンで便利にお使い頂けます。RMEのオーディオ・インターフェイスを使用したUstream配信時のコントローラーとしても最高ではないでしょうか。
近日中にテストしたレポートと、簡単な導入方法と使い方をこのブログでアップします。どうぞお楽しみに!!
【ご注意!!】
TotalMix FX 0.970 Beta3は正式リリース前のベータ・テスト版です。お使い頂く際は自己責任においてお願い致します。弊社では一切のサポートを行いません。また使用中の不都合に関しても責任を負いません。

2011/12/22

TotalMix ループバック活用ガイド Vol.2を公開しました

TotalMixの新しいチュートリアル(機能解説)、 ループバック活用ガイドのVol.2を公開しました。
Vol.2ではUstreamでの中継・配信を例に「複数の入力や再生信号を1つのチャンネルにまとめて送信(録音)」する方法を解説しています。以前、本ブログでもBabyfaceを使用したUstream中継・配信方法をご紹介しましたが、それを更に細かく解説した内容となっております。
今回の例で紹介したようなトーク番組の配信、複数ソース(ターンテーブルなど)のDJミックスをステレオ配信/録音したり、ライブ演奏の中継や録音などを、外部ケーブルなどを使わずに1台のコンピュータとRMEのオーディオ・インターフェイスのみで実現できます。
しかもTotalMixの優れたミキサー機能により、外部ミキサーを用意しなくともコントロールが可能なうえに、TotalMixでの内部処理なのでレイテンシーも無ければ、音質の劣化も起こりません。ぜひお試し下さい。

TotalMix ループバック活用ガイド Vol.2

2011/12/20

TotalMix ループバック活用ガイドを公開しました

TotalMixの新しいチュートリアル(機能解説)を公開しました。

TotalMix(Fireface Mixer)はFireface(Babyface)シリーズ、HDSP(e)シリーズに搭載される、全入力および再生チャンネルを全てのハードウェア出力へ無制限にミキシング / ルーティング可能な、強力なデジタル・リアルタイム・ミキサー&ルーターです。TotalMixには他にも優れた機能が数多く備わっており、今回は「ループバック・モード」の活用方法をご紹介しています。

通常、ループバックを行うには出力端子 > 入力端子に直接ケーブルを繋げて信号を送ります。しかし、TotalMixのループバック機能を使用すれば、物理的なケーブルが必要なく、且つTotalMix内のフィードバックもないため、これらの問題が生じるリスクを抑えることができます。以前にも本ブログでご紹介した事がありますが、ループバック・モードを使えば以下のような事が簡単に行えます。

【アプリケーションなどの音声を録音する】
・YouTubeなどの音声を録音する
・インターネットラジオの音声を録音する
・DVDの音声を録音する...など

【複数の入力(再生)信号を1つのチャンネルにまとめて送信(録音)】
・楽器の生音やアンプを2本のマイクで録音する場合、外部ミキサーを使わずに1つのチャンネルにまとめて録音する
・複数のターンテーブルを用いたDJプレイを、ステレオミックスにまとめて録音する...

他にもアイデア次第でさまざまな事に応用が可能で、今回は「インターネットラジオを録音する」方法を例にご紹介しています。

非常にシンプルでありながらも、大変便利なループバック・モード。TotalMix内での処理なのでレイテンシーも無ければ、音質劣化もありません。しかも外部ケーブル要らずなのでスマートに扱えます。ぜひお試し下さい。

近日中にはVol.2も公開予定です、お楽しみに!

TotalMix ループバック活用ガイド Vol.1
http://www.synthax.jp/tutorials/articles/loopback-01.html

2011/12/06

PC Audio Concert vol.9 レポート

12月3日(土)に行われたPC Audio Concert vol.9のレポートです。
今年最後となったPC Audio Concert vol.9は、第一部にライターの岩井喬氏を、第二部はレコーディングエンジニアの行方洋一氏をゲストに招き、豪華ゲストによる充実の二部構成にて開催致しました。

第一部では兼ねてから要望の多かった「ハードロック&ヘヴィメタル」にフォーカスした内容で行われました。同ジャンルに造詣が深い岩井氏(氏は国内随一のハードロック&ヘヴィメタル・マガジン「BURRN!」でもAVコラムを執筆中)が、音楽的にも、音質的にもオススメな作品を続々と紹介。途中では岩井氏自らアナログレコードからデジタル・アーカイブ化を行った作品の試聴も交え、「リマスター盤の発売が望めないマイナーな作品や、お気に入りの作品を自分好みの音にリマスタリングする」、RME Babyfaceを活用したデジタル・リマスタリングの楽しみ方を披露。聴くだけでなく「録って」楽しむPCオーディオを提案されていました。


第二部はPC Audio Concert vol.8にもご登場頂いた行方洋一氏による「J-POP大全集」。行方氏が携わったJ-POPの名曲の数々を、本イベントのために氏が自ら24bitデジタル・リマスタリングを施した名曲コレクションが楽しめる、非常に贅沢な時間となりました。イベントの終盤では、先日の神戸JAZZ 2011のライブ・レコーディング音源を披露。普段は絶対に聴く事ができない「ミックスダウン前」「ミックスダウン後」「マスタリング後」のそれぞれを聴き比べながら作品として仕上がってゆく過程を紹介。音が変化するたびに、来場者の方が身を乗り出して試聴されていたのが印象的でした。


この日の様子が行方氏のブログでも紹介されています・・・当日、ご来場頂いたお客様との素敵な出会いについて書かれています。ぜひご覧下さい。
また、ファイル・ウェブさんにも本イベントの詳しいレポートが掲載されました。こちらもぜひご覧下さいませ。

それでは、来年のPC Audio Concert vol.10で皆様とお会い出来るのを楽しみにしております。

2011/12/01

お客様感謝ウインターキャンペーン 2011のお知らせ


本日より開始のビッグなプレゼント・キャンペーンのお知らせです。
日頃のご愛顧に感謝してRME製品のご登録ユーザー様を対象に、抽選で200名様に北村憲昭 指揮 / スロバキア・フィルハーモニー管弦楽団「ベートーヴェン:交響曲第 7 番イ長調 / J.シュトラウス II 世:『皇帝円舞曲』」(SACD Hybrid + DVD-ROM)をプレゼントいたします。
北村憲昭 指揮 / スロバキア・フィルハーモニー管弦楽団による精緻な演奏と、1bit/5.6MHzの高精度DSDによる鮮烈な録音で話題を独占したHRレーベル期待の第2弾は、ベートーヴェン&シュトラウスを収録。最新のDSD (1bit) 技術により録音し、最高の再生の可能性を求め、メディアにSACD HybridディスクとDVD-ROMディスクの組み合わせを選んでのリリースです。
DVD-ROM ディスクには同じ曲目の24bit/192KHz・PCM データ(WAV 形式)を収録。SACDプレイヤーをお持ちでなくとも、RME製品を使ったPCオーディオで存分に高品位なオーディオ作品をお楽しみ頂ける内容です。
鮮烈な録音を現存する高品位オーディオ・フォーマットの殆どで収録した、非常に贅沢な真のハイレゾ音源作品です。フォーマットの違いによる聴き比べなど、レファレンス盤として持っておきたい素晴らしい作品です。
既にご登録済みのユーザー様はもちろん、期間中にお買い求め頂きこれから登録を行われるユーザー様も、弊社にご登録を頂いたユーザー様なら誰もがご応募可です。皆様の応募をお待ちしております。
キャンペーン期間は本日より2011年12月31日(土)まで。
お客様感謝ウインターキャンペーンの詳細および応募は以下より。



2011/11/29

PC Audio Concert vol.9開催のお知らせ

RMEの優れた音を存分に堪能できる人気イベント、「PC Audio Concert」の第9回目を12月3日(土)にお茶の水クリスチャンセンターにて開催致します。今回は年末スペシャル版として、豪華ゲストをお二人招いての二部構成にてお届けします。
第一部は国内随一のハードロック&ヘヴィメタル・マガジン「BURRN!」でもAVコラムを執筆中のオーディオ評論家の岩井喬氏を招き、兼ねてから要望の多かった『Rock&HM/HR』にフォーカスしたPCオーディオを披露します。岩井氏による魅惑的なトークと、最新鋭のPCオーディオによって鳴らされるRock&HM/HRの名曲の数々をお楽しみ下さい。
第二部は生涯録音曲数3,000曲を越えるJ-POPレコーディング界の巨人、行方洋一氏を招き、制作に関わった珠玉のJ-POPの名曲を、最新技術を駆使して本イベントの為にリマスタリングした24bit高品位音源を披露します。行方氏による当時の制作秘話も交えつつ贅沢な秘蔵音源をたっぷりとご堪能下さい。
今年最後となるPC Audio Concert。今回も「会場でしか聴けないエクスクルーシブな音源」が満載です。もちろん入場は無料(下記WEBより申し込みが必要)、皆様のご来場をお待ちしております!

2011/10/25

IPサイマルラジオ「radiko.jp」

今日は「こんな所でもRMEは使われていますよ〜」といったお話をご紹介します。
昨年12月に本配信を開始したIPサイマルラジオ「radiko.jp」。インターネット回線とパソコンやスマート・フォンがあれば、クリアな音質でラジオ番組が楽しめる画期的なこのサービスをご利用中の方も多いのではないでしょうか。私もiPhoneにradiko.jpアプリをインストールして楽しんでいます。
さて、radiko.jpの独自の配信プラットフォーム・システムにはRMEのオーディオ・カードが使用されています。簡単に説明しますと「ラジオの音声をRMEのオーディオ・カードでデジタル化」して、インターネットを通じて伝送しています。各放送局には「HDSPe AIO」が使用され、メディア・センター(各放送局から配信された音源を集中管理し、インターネットの配信プラットフォームに伝送する機能)では「HDSPe AES」が使用されています。こちらの詳細は現在発売中の「隔月刊プロサウンド 2011年10月号 Vol.165」に、株式会社radikoのご担当者様のインタビューを交えて載っておりますので、ご興味のある方はチェックして下さい。
現在、radiko.jpのサービスは先行して大都市圏のラジオ局からスタートしていますが、今後は47都道府県全てのラジオ局にも上記のRME製品が組み込まれた配信プラットフォームがインストールされ、順次サービスの開始を予定しているそうです。予定では来年の春頃に47都道府県全てにインストールが完了するとの事でした。

RMEの製品は様々な組み合わせで拡張性の高いシステム構築が可能であり、今回のケースの様に様々なシステムと一緒に導入頂いております。ホームページにはRMEユーザーの声や現場レポートをご紹介する導入事例を設けておりますので、こちらもご覧下さいませ。