講師は「サウンドガール デュオ ―音響少女― Soundgirl duo」の執筆をされた「岩井 喬」氏。エンジニア＆オーデイオ評論家でもある岩井氏の解説で、オーディオファンの方、アニメソングのファンの方、音楽制作を行ってらっしゃる方、さまざまな層のお客様にお越しいただき大いに盛り上がりました！
岩井さんのお話では、一般的なポップスの場合だと、その楽曲が売れなければいけない、流行のを取り入れなければならないなど制約が多い中で制作を行わなければなりませんが、アニメソングの場合、アニメの世界観の中で自由な音楽制作を行うことができるため、自由度が高く、制作者自身も制作がしやすいためクオリティーの高い音楽が生まれてくることが多いとのことでした。中にはオーケストラのレコーディングを海外で行ったものや、有名エンジニアを起用したものなどもあり、楽しんで音楽をつくっているというお話が印象的でした。
皆さんはご存知でしたか？再生するソフトウェアでも音質が変わることを！？
この再生ソフトウェアの聴き比べではPresonus社の「StudioOne」とApple社の「iTunes」を聴き比べました。StudioOneは一般的にDAW（デジタル・オーディオ・ワークステーション）と呼ばれる音楽制作向けのソフトウェアですが、実際iTunesと聴き比べてみるとやはり音が違いました。StudioOneはドイツで生まれたソフトウェアで、CubaseやNUENDO、HALionの主要開発者であるWolfgang Kundrus氏らによって開発されました。こちらよりデモ版を試すことが出来るので、新しいオーディオエンジンを実装しプロが愛用するStudioOneのその音質を一度聴いてみてはいかがでしょうか？
また、Babyfaceで音楽を聴いた方々がアンケートにこんなご意見を寄せてくれました。
「なかなか試聴会にでてこないソースが多く楽しめました。Babyfaceのクオリティも非常に高かったです。」
「PC上での再生が思っていたより凄くよかった。192/24すごい！」
「低音が豊かで奥行きのある音だと思った。バスパワーでこれだけ鳴るのは驚き」
「楽しませていただきました。Studio Oneはやはり音がいいですね。」
これらのご意見はほんの一部ですが、多くの方がBayfaceの音質の良さに感動されているのが印象的でした。
いよいよ1月30日発売です。予約殺到のため品薄が予測されますのでお早めにお求めください！
さて、当日かけた音楽のリストがほしいとお客様のご要望がありましたので、最後にそちらをご紹介したいと思います。
1. POWDER SNOW - Suara （アクアプラス社ゲーム「WHITE ALBUM」より）
2. 謡III （劇場版アニメ「GHOST IN THE SHELL-攻殻機動隊-」より）
3. Vital Force （TVアニメ「マクロスフロンティア」より）
4. Genesis of Aquarion - RASMUS FABER PRESENTS PLATINA JAZZ - ANIME STANDARDS Vol.1 -
(TVアニメ「創聖のアクエリオン」より)
[サンプリング周波数による聴き比べ ]
5. 星座 -アコースティックバージョン- - Soara （Leaf社ゲーム「鎖 -クサリ-」より）
[下記3曲StudioOneとiTunesの聴き比べ]
6. 光の旋律 - Kalafina （TVアニメ「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」より）
7. La Rose de la Reine -薔薇獄乙女- - ALI PROJECT （TVアニメ「ローゼンメイデン」より）
8. Utauyo!!MIRACLE - 放課後ティータイム （TVアニメ「けいおん!!」より）
※下記はすべてTVアニメ「L/R」より
9. Go where no ones gone before(Billy Preston)
10. 願いのとき(TV EDIT) - 高橋 美佳子
11. Five-eights - 東野 純直
12. Tell me something true - 柿島 伸次
13. Luck will turn someday - 柿島 伸次
今後のSynthaxJapanのセミナーにもご期待ください！！
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