2010/02/01
交響詩ジャングル大帝《2009年改訂版》 - 白いライオンの物語 -
テレビアニメ「ジャングル大帝」は手塚治虫が作者のヒット作ですが、当時手塚治虫は「壮大なジャングルをテーマにしたアニメを作りたい」とサラウンドの巨匠冨田勲氏に依頼し、あの有名なテーマ曲を含むジャングル大帝のサウンドが作られました。
そして去年、冨田勲氏は約半世紀近くの時を超えて「交響詩ジャングル大帝」2009年改訂版として、尚美学園とコロムビアミュージックエンタテインメントと共同で5.1サラウンド版を完成させました。
サラウンドにはいろいろな種類のものがあり、例えば音楽自体はフロントスピーカーから聞こえ、反射音が後ろから聞こえてくるものや、前回紹介しました2Lではアンサンブルをマイクが取り囲んで録音されたものなどがあります。冨田勲氏が手がけるサラウンドはこれらとは違い、各楽器がいろいろな場所から聞こえてきて、それらは動き回ります。聞くところによると作曲される段階から、サラウンドにおける楽器の位置が考えられているとの事。
このジャングル大帝もその方法で制作されています。子供たちが楽しめる交響詩ということで、目をつぶると本当にジャングルの光景が目に浮かびます。
ステレオCDも付属です。
公式サイト
登録:
コメントの投稿
(
Atom
)
0 件のコメント :
コメントを投稿