しかし最近のPAシステムにはステージラックからMADIが出力されていてPAにデジタル伝送できるため、分配した信号をノートパソコンでうけてマルチの音を録音するということが本当に簡単に且つ高音質でできるようになりました。PAに影響を与えませんしセットアップ、入力チェック合わせて約5分です。
ノートパソコンとMADIfaceと外付ハードディスクだけですので、このくらいの荷物ですね。
つまりコストも手間もかけずに片手間?でマルチ録音ができてしまう訳です。そうなれば音楽の神様はいつおりてくるかわからないので、とりあえず回しとこうとなるでしょう。
録った音はリハ終了後にオフィスで仮ミックスをする為のネタとしても使えます。
RMEの場合、搭載されるDIGICheckにレコーダー機能が入っています。これは安定性重視のレコーダーソフトでPCやHDDに負荷をかけない設計になっています。録音するだけで他の機能はないため操作ミスなどの心配もありません。つまりライブ録音には最適です。もちろん使いなれたDAWでも全然ありだと思います。
そしてパソコンですが最近のお勧めはこれです。
Panasonic製のTOUGHBOOKです。これは名前の通り超頑丈にできていて落としたぐらいじゃ壊れません。熱も少ないので安定しています。スペックは今売られているノートパソコンと比べるとたいした事ないのですが、DIGICheckとの組み合わせの場合、全然余裕で64チャンネルとかとれちゃいます。タッチパネルなので本当にハードウェアレコーダー感覚です。1394端子もTIです。
すごい時代ですね。
ただし、野外の場合はご注意ください。天気が良いと画面がよく見えません!
海外は結構やってる見たいですね。
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